鐘銘(読み)しょうめい

精選版 日本国語大辞典 「鐘銘」の意味・読み・例文・類語

しょう‐めい【鐘銘】

  1. 〘 名詞 〙 つりがねに刻みこんだ文字。鐘の銘文
    1. [初出の実例]「文昭院の御鐘銘を撰び進らす」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
    2. [その他の文献]〔金石録‐目録・七〕

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普及版 字通 「鐘銘」の読み・字形・画数・意味

【鐘銘】しようめい

鐘の銘文。

字通「鐘」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の鐘銘の言及

【梵鐘】より

…撞座は通常鐘身高の下から22%前後の位置におくが,古いものほど高く,奈良時代では37%が平均で,鎌倉時代には23%,その後は22%の位置に定着する(図1)。
[鐘銘]
 鐘銘は鋳鐘発願の趣旨,寺院の来歴,鋳造時期,願主,檀那,鋳工名,所要材料,序銘の撰者・筆者名を記した〈序〉と,仏法や鋳鐘の功徳を韻文で讃えた〈銘〉からなるものが本格的である。平安初期の漢文の盛んな時期,五山文学の盛行した14世紀から15世紀初頭,そして江戸時代とにみられる。…

※「鐘銘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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