渋谷伊之彦(読み)シブヤ イノヒコ

20世紀日本人名事典 「渋谷伊之彦」の解説

渋谷 伊之彦
シブヤ イノヒコ

明治〜昭和期の陸軍中将



生年
明治14(1881)年11月14日

没年
昭和10(1935)年12月18日

出生地
高知県吾川郡伊野村

出身地
宮崎県

学歴〔年〕
陸大〔明治44年〕

経歴
日向佐土原藩士・渋谷家の養子となる。陸軍幼年学校を経て、明治36年陸軍少尉として日露戦争従軍。参謀本部員、在フランス日本大使館府武官を経て、第一次大戦にはフランス軍従軍武官として参加、のち国際連盟の随員となった。帰国後、第四師団参謀長、歩兵第三十三旅団長を経て、戸山学校長。昭和10年中将に昇進、第十六師団長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渋谷伊之彦」の解説

渋谷伊之彦 しぶや-いのひこ

1881-1935 明治-昭和時代前期の軍人
明治14年11月生まれ。近衛歩兵第二連隊付少尉で日露戦争に出征。フランス大使館付武官,国際連盟会議随員などをへて,第四師団参謀長,陸軍戸山学校長。昭和8年中将となり,第十六師団長などをつとめた。昭和10年12月18日死去。55歳。宮崎県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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