渡歩(読み)わたりあるく

精選版 日本国語大辞典 「渡歩」の意味・読み・例文・類語

わたり‐ある・く【渡歩】

〘自カ五(四)〙
廊下などを渡って歩く。
② あちこちを歩きまわる。
四河入海(17C前)一「西北をいけば月の半をわたりあるくが如きぞ」
③ 特に、生活手段を求めたりしながら各地を転々とする。また、いろいろと職業職場を変える。
政談(1727頃)一「年の若き中は渡歩行、年寄れば辻番などに入り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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