渡辺千代三郎(読み)ワタナベ チヨサブロウ

20世紀日本人名事典 「渡辺千代三郎」の解説

渡辺 千代三郎
ワタナベ チヨサブロウ

明治〜昭和期の実業家 南海鉄道社長;貴院議員(勅選)。



生年
慶応1年8月(1865年)

没年
昭和11(1936)年4月5日

出身地
岐阜県

学歴〔年〕
帝国大学法科大学〔明治22年〕卒

経歴
明治24年日本銀行に勤務を経て、帝国商業銀行に入り副支配人を務める。のち西成鉄道社長、大阪瓦斯社長、南海鉄道社長、帝国瓦斯協会会長などを歴任。26年以降、銀貨制度取り調べのために米国メキシコ、カナダ諸国へ、また取引所制度及び外国のガス事業関係法規並びに経営方法取り調べなどのため欧米各国に出張した。昭和2年から貴族院議員(勅選)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺千代三郎」の解説

渡辺千代三郎 わたなべ-ちよさぶろう

1865-1936 明治-昭和時代前期の実業家。
慶応元年8月生まれ。日本銀行をへて,帝国商業銀行にはいる。のち西成鉄道,大阪瓦斯(ガス),南海鉄道の社長。昭和2年貴族院議員。昭和11年4月5日死去。72歳。岐阜県出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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