温根別村(読み)おんねべつむら

日本歴史地名大系 「温根別村」の解説

温根別村
おんねべつむら

[現在地名]士別市温根別町・温根別町伊文おんねべつちよういぶん温根別町北静川おんねべつちようきたしずかわなど

昭和二年(一九二七)から同二九年まで存続した上川郡の村。現士別市の西部。昭和二年一〇月に剣淵けんぶち村から分村して二級町村制を施行した。成立時の世帯数五四二・人口三千三〇三(士別市史)。明治三四年(一九〇一)に石川県能美のみ郡から屯田兵として剣淵けんぶち(現剣淵町)に移住した田西喜三郎の弟由太郎が入地したのに始まり、翌年からわずか数年で殖民地区画の全部に入地した。同三八年第一温根別簡易教育所(現温根別小学校)が設けられた。同四一年第一温根別簡易教育所所属温根別北特別教授場(のち北温小学校)、同四二年同温根別特別教授場(のち白山小学校)、同四四年犬牛別いぬうしべつ簡易教育所(のち伊文小学校)開校

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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