温金(読み)ヌルガネ

デジタル大辞泉 「温金」の意味・読み・例文・類語

ぬる‐がね【温金】

熱湯に浸して用いるはり漢方で、眼科歯科などの治療に用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「温金」の意味・読み・例文・類語

ぬる‐がね【温金】

  1. 〘 名詞 〙 熱湯に浸した鍼(はり)。漢方の眼科・歯科で治療に用いる。
    1. [初出の実例]「予目煩之間、中興新左衛門招寄、ぬる金あて候了」(出典:言継卿記‐天文一七年(1548)三月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android