精選版 日本国語大辞典 「温鳥」の意味・読み・例文・類語
ぬくめ‐どり【温鳥】
〘名〙
① 冬の寒い夜、鷹が小鳥を捕えてつかみ、その羽毛で足をあたためるということ。また、その小鳥。翌朝これを放してやり、その日は小鳥の飛び去った方向へは行かないと言い伝える。《季・冬》 〔運歩色葉(1548)〕
※後京極殿鷹三百首(15C後‐16C後)冬「鷹のとるこぶしの内のぬくめ鳥氷る爪根のなさけをぞ知る」
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