普及版 字通 「湃」の読み・字形・画数・意味
湃
12画
[字訓] みなぎる
[字形] 形声
声符は拜(拝)(はい)。水勢のさかんなさまを澎湃(ほうはい)という。字はまた滂湃に作り、〔玉〕に「滂湃は水勢なり」という。また〔文選、司馬相如、上林の賦の李善注〕に「彭湃は波相ひるなり」とみえる。みな双声の連語、形況の語である。
[訓義]
1. みなぎる。
2. 澎湃、水勢のさかんなさま。
[古辞書の訓]
〔立〕湃 モトル・ヲカム
[熟語]
湃湃▶
[下接語]
泙湃・湃・彭湃・滂湃・澎湃
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報