かつての湖底が,湖面の相対的低下によって陸上に現れ,段丘化した地形。湖成段丘と同義。段丘面は湖成堆積物からなり,その内縁の位置・高度は旧湖岸線を表す。乾燥地域では気候変化に基づく湖面の低下による湖岸段丘がよく発達し,Great Salt Lakeの前身であるボンヌビル湖のものが有名。日本でも屈斜路湖など各地にあり,旧湖岸線の高度が陸地の傾動を示すことも多い。
執筆者:太田 陽子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ほぼ水平で平たんな地表面(段丘面)とその前方あるいは背後の急傾斜な崖(段丘崖)からなる。〈台地〉とほぼ同様な地形をさすが,台地が〈低地〉に対立する語として用いられ,その階段状の平たんな地形を構成する地層や地質のいかんによらないのに対して,段丘は過去の水面(河川,海,湖など)に関連して水中で形成された平たん面がその後に離水した地形をさし,河岸段丘,海岸段丘,湖岸段丘lacustrine terraceなどに区分される。したがって溶岩台地とはいうが,溶岩段丘とはいわない。…
※「湖岸段丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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