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湖沼開発 こしょうかいはつlake development

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湖沼開発
こしょうかいはつ
lake development

湖沼の機能を人為的に補強するために,湖岸周辺に堤防などを整備し,湖水の出口には堰などを設けて,湖沼を貯水池化し,水位の調節を行なって洪水被害の軽減や新規の用水を確保すること。自然の湖沼は洪水時には水を一時的に貯留する洪水調節池の役割を果し,渇水時には水の供給源として溜池の働きをするが,それには限界があり,この限界をこえると,洪水時には水位が上昇して周辺で内水被害を起し,渇水時には水位が低下して用水の取水が困難となる。これを解消するのが目的であるが,水位の変動は自然の生態系や景観,漁業,船着場,周辺の地下水や揚水場などに影響を及ぼすので万全の対策が必要とされている。日本においては,印旛沼開発,霞ヶ浦開発,琵琶湖開発などが代表的な例である。

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