湖鏡庵(読み)こきようあん

日本歴史地名大系 「湖鏡庵」の解説

湖鏡庵
こきようあん

[現在地名]新穂村潟上

加茂かも湖に面した丘の上にあり、眺望絶佳で、湖鏡庵の晩鐘は加茂湖八景の一。竜首山と号する。本尊釈迦牟尼仏。永正七年(一五一〇)河崎かわさき(現両津市)晃照こうしよう寺の松巌が開山し、潟上かたがみ城主葉梨高秀によって建立されたと伝える。境内に聖観世音の別殿があり、古くから信仰が寄せられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android