たた・ゆ【湛】
- [ 1 ] 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「たたふ」から転じて、室町時代頃から用いられた語。多くの場合、終止形は「たたゆる」の形をとる ) =たたえる(湛)
- [初出の実例]「湛 タタユル」(出典:文明本節用集(室町中))
- [ 2 ] 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 いっぱいに満ちている。充満する。
- [初出の実例]「シヲガ tatayuru(タタユル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 