日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯の台温泉」の意味・わかりやすい解説 湯の台温泉ゆのだいおんせん 山形県北西部、酒田市草津湯ノ台にある温泉。鳥海(ちょうかい)山南麓(ろく)の大台野高原(おおだいのこうげん)(470メートル)に位置し、庄内(しょうない)平野の眺望がよい。源泉は油田開発の掘削井から自噴したものが多く、加熱している。泉質は塩化物泉。鳥海山荘があり、鳥海山登山の基地となっている。付近には鳥海高原家族旅行村、環境省猛禽類(もうきんるい)保護センターがある。JR羽越本線酒田駅からバス便がある。[中川 重] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例