湯坪村(読み)ゆつぼむら

日本歴史地名大系 「湯坪村」の解説

湯坪村
ゆつぼむら

[現在地名]九重町湯坪

田野(たの)村の南西、郡最南端に位置し、東に泉水(せんすい)山・黒岩(くろいわ)山、北に涌蓋(わいた)山、南に一目(ひとめ)山・猟師(りようし)山などがある。慶長七年(一六〇二)の日田郡・玖珠郡御預米帳(佐伯藩政史料)に山田(やまだ)郷湯つほ村とあり、同(不明)五石又兵衛・大豆一〇石又兵衛などとみえ、又兵衛は有力百姓と考えられる。正保郷帳では湯坪村として田高一六一石余・畑高七九石余、茅山有、日損所とある。天保郷帳では高二六六石余。湯坪温泉は天徳期(九五七―九六一)の発見という伝説があり、「玖珠郡志」には「湯坪村の山中にあり。明礬湯なり。上気、其外諸病を治る事、無類の名湯なり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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