日本歴史地名大系 「湯島両門町」の解説 湯島両門町ゆしまりようもんちよう 東京都:文京区旧本郷区地区湯島両門町[現在地名]文京区湯島(ゆしま)四丁目・本郷七丁目明治二年(一八六九)に湯島称仰院(ゆしましようぎよういん)門前と同講安寺(こうあんじ)門前を合せて起立。同五年称仰院・講安寺の境内地を編入したと思われる。浄土宗講安寺は慶長一一年(一六〇六)の創建と伝え、開山は重達。当初は湯島天神下にあったが、元和二年(一六一六)現在地に移った。本堂は防火のため土蔵造で、宝永五年(一七〇八)の建築と伝えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報