精選版 日本国語大辞典 「湯桶読」の意味・読み・例文・類語
ゆとう‐よみ【湯桶読】
〘名〙 (「ゆ」は「湯」を訓読みしたもの、「とう」は「桶」を音読みしたものであるところから) 上の字を訓で、下の字を音で読むこと。また、その読み方。「手本」を「てほん」、「身分」を「みぶん」、「野宿」を「のじゅく」と読む類。「重箱読み」に対していう。また、広く、一語の漢字熟語を音訓まぜて読むことにもいう。
※書言字考節用集(1717)九「湯桶読 ユタウヨミ」
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