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重箱読み じゅうばこよみ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重箱読み
じゅうばこよみ

「重箱」のように,音読みの漢字の下に訓読みの漢字をつける,単語表記の読み方。湯桶読みの対。この種の単語は語構成からみると,漢語+和語の合成語であり,縁組 (えんぐみ) ,軍手 (ぐんて) など,数多い。

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デジタル大辞泉の解説

じゅうばこ‐よみ〔ヂユウばこ‐〕【重箱読み】

2字またはそれ以上の漢字で表記されている語を、「重箱」(「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読み)のように、上を音、下を訓で読む読み方。「縁組(えんぐみ)」「献立(こんだて)」など。⇔湯桶(ゆとう)読み

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百科事典マイペディアの解説

重箱読み【じゅうばこよみ】

漢字2字またはそれ以上で書かれる複合語で,重(じゅう)箱(ばこ),縁(えん)組(ぐみ)のように,前半の字を字音で,後半の字をで読むもの。平安時代から現れ,漢字・漢語の日常語への浸透にともなって中世以降次第に増加した。

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうばこよみ【重箱読み】

重箱のように漢字2個(または2個以上)の連結で書き表される熟語の,上半(または頭部)を音(おん)で,下半(または脚部)を訓(くん)で読む場合,その読み方を〈重箱読み〉といい,逆の組合せを〈湯桶(ゆとう)読み〉(または湯桶文章,湯桶ことば)という。重箱読みの型の例としては〈一(いち)羽(わ)〉〈碁(ご)石(いし)〉〈台(だい)所(どころ)〉〈毎(まい)年(とし)〉〈懐中(かいちゆう)物(もの)〉など,湯桶読みの型の例としては〈言(いい)分(ぶん)〉〈大(おお)勢(ぜい)〉〈敷(しき)金(きん)〉〈手(て)本(ほん)〉〈庭(にわ)下駄(げた)〉などがある。

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大辞林 第三版の解説

じゅうばこよみ【重箱読み】

(「じゅう」は「重」を音読みにしたもの、「はこ」は「箱」を訓読みにしたものであるところから)「重箱」のように、漢字二字から成る熟語を上の字は音で下の字は訓でよむこと。また、そのような読み方。「団子」を「だんご」、「王手」を「おうて」と読む類。 ↔ 湯桶ゆとう読み

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重箱読み
じゅうばこよみ

漢字2字による語を、「重(じゅう)・箱(ばこ)」のように、上の1字を音で、下の1字を訓で読む読み方(およびその語)をいう。「湯(ゆ)・桶(とう)」のように上を訓で、下を音で読むものは、湯桶読みといわれて区別される。古くは平安初期から例があるが、中世にその数が増加して現代に至っている。重箱読みという名称は中・近世に発生したものであるらしいが、現代語では、あまりにもその例が増加しているために、実質的には意味をもたないほど意識されない存在である。「気持(きもち)」「駅売(えきうり)」「一時(いちどき)」「借家(しゃくや)」「縁組(えんぐみ)」などは、ごく一般的に用いられている例である。[近藤泰弘]
『山田孝雄著『国語の中に於ける漢語の研究』(1940・宝文館)』

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世界大百科事典内の重箱読みの言及

【湯桶】より

…室町時代には贈答用の酒を入れることも多く,江戸時代になると葬式のあとなどに湯桶に酒を入れてふるまうのを〈湯桶酒(ゆとうざけ)〉と呼ぶこともあった。〈ゆとう〉は上の字を訓,下の字を音で読むもので,こうした読み方を湯桶読みといい,上を音,下を訓で読む重箱読みとともに,〈儒者などは甚笑う事なり〉と伊勢貞丈は書いている。【鈴木 晋一】。…

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