湯野川温泉(読み)ゆのかわおんせん

日本歴史地名大系 「湯野川温泉」の解説

湯野川温泉
ゆのかわおんせん

[現在地名]川内町川内 湯野川

川内川の上流約一四キロ、朝比奈あさひな(八七四メートル)西麓に位置し、ノ川渓流に臨む。延宝年中(一六七三―八一)より湯戸が開かれたと伝えるが、寛永一九年(一六四二)三代藩主南部重直が湯治に訪れたこともあったという(盛岡市史)。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「湯河湯 田名部県在川内村山中廿五里(三六町一里換算で約四里)余、統四槽」とあり、川原湯・向湯・薬師湯・冷湯がみえる。菅江真澄は「此山おくに行ほど二三里にして、湯の河といひてよき温泉のあれば、そこに、ゆあみすとて行人ありて休らふ」(奥の浦うら)と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 瘡毒

デジタル大辞泉プラス 「湯野川温泉」の解説

湯野川温泉

青森県むつ市、下北半島中央部、朝比奈岳の西麓の湯野川渓流沿いにある温泉。古くからの湯治場として知られる。

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