川内町(読み)かわうちまち

日本歴史地名大系 「川内町」の解説

川内町
かわうちまち

面積:三二三・三七平方キロ(境界未定)

陸奥湾を抱え込むように突出た下北半島北部の南中央部に位置する。東はむつ市、北は朝比奈あさひな(八七四メートル)いし(五〇四・二メートル)などを隔てて大畑おおはた町、西は縫道石ぬいどういし(六二六メートル)などを隔てて佐井さい村、二股ふたまた(四三一・三メートル)などを隔てて脇野沢わきのさわ村と接する。町のほぼ中央を川内川が南流し、東部を戸沢とざわ川・高野こうや川・熊野くまの川、西部をひのき川・宿野部しゆくのへ川・おとこ川が南流して各々陸奥湾に注ぐ。

川内町
かわうちちよう

面積:一一〇・八九平方キロ

松山市東方に位置する。町域の西が松山平野に開口し、他の三方は標高一〇〇〇メートル級の山地で北は重信しげのぶ町、東は周桑しゆうそう丹原たんばら町、南は上浮穴かみうけな面河おもご村・久万くま町に接する。西の重信町との境を重信川が流れ、これに町内を流れる本谷ほんたに川・渋谷しぶたに川・井内いうち川・おもて川が合流する。なめ川のみ北流して道前どうぜん平野に流れる中山なかやま川に合流している。集落はこれらの川沿いに立地し、三〇〇メートル付近は果樹園地帯、五〇〇メートル付近まで水田が広がっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報