湯野本浦(読み)ゆのもとうら

日本歴史地名大系 「湯野本浦」の解説

湯野本浦
ゆのもとうら

[現在地名]勝本湯本

立石たていし村のうちで、壱岐八浦の一つ。平戸藩浦掛の支配で、在方の本村とは別に扱われる場合が多い。湯山ゆのやまに温泉があることに由来する地名で、寛文元年(一六六一)湯の元潟に表四八間・入二五間の新地を築き、浦人家敷二五軒を建て、湯客の宿としたという(松浦家世伝草稿)。あるいは同二年の秋に守護代の山本甚左衛門清方が洲渚を埋めて、湯浦ゆのうらおよび黒崎くろさき浦・浦海うろうみ浦の民家を移して、浴泉に便利な集落としたのが始まりともいう(壱岐名勝図誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む