日本歴史地名大系 「源緑新田」の解説 源緑新田げんろくしんでん 三重県:桑名郡木曾岬村源緑新田[現在地名]木曾岬村源緑輪中(げんろくわじゆう)加路戸(かろと)川西岸にあり、北には松永(まつなが)新田がある。文政八年(一八二五)三月見分の渡海路絵図(桑名市立図書館蔵)には「源六シンテン」と記されている。上源緑(かみげんろく)は文政二年尾張津島の堀田理右衛門、外平喜(そとびらき)の白木真弓二名の開発、下源緑は同七年笠松(かさまつ)(現岐阜県)郡代支配代松平左近が部下を出役させて築立てた。その後、白鷺(はくろ)川以南の藤里(ふじさと)新田・白鷺新田・松永新田などと一連の堤防を築き、源緑曲輪となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by