準同期軌道(読み)ジュンドウキキドウ

デジタル大辞泉 「準同期軌道」の意味・読み・例文・類語

じゅんどうき‐きどう〔‐キダウ〕【準同期軌道】

人工衛星がとる軌道の一。地球自転に対して半分周期で公転し、平均高度は約2000キロメートルで中軌道をとる。地上の一地点からは天球面上で常に同じルートを通る。多数の人工衛星を協調して動作させる衛星コンステレーションにより、GPS衛星に利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android