溝の上古墳群(読み)みぞのうえこふんぐん

日本歴史地名大系 「溝の上古墳群」の解説

溝の上古墳群
みぞのうえこふんぐん

[現在地名]武雄市武雄町永島字溝ノ上

標高二八七・九メートルの虚空蔵こくぞう山とその北に接する標高一四七・三メートルの山丘の間に、東西に開ける谷間の北側、標高二〇メートル前後の緩傾斜面にある。古墳時代後期、六世紀末頃の築成と推定される古墳群である。

昭和三七年(一九六二)調査が行われた(「回顧と展望、考古学界」新郷土・昭和三八年一月号)

小規模の円墳一五基余りからなる古墳群で、最大のもので墳丘の径一三・四メートル、高さ二メートル余りである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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