コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

溶融粘度式 melt viscosity equations

1件 の用語解説(溶融粘度式の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

溶融粘度式【melt viscosity equations】

高分子溶融体の粘度を与える式.分子量との関係式としては

logη0=3.4log MwavA

ここで η0 は,ずり応力がゼロのときの粘度,Mwav は平均分子量,A は物質温度,圧力によって定まる定数である.ときには「高分子粘度の3.4乗則」とも呼ばれるが,必ずしも3.4乗に比例するとは限らない

溶融粘度と温度との関係式には,アンドラーデ(アンドレイド)の粘度式*:η=Aexp(E/RT),ドゥーリットル粘度式*:η=Aexp(V0/Vf)+BWLF(Williams-Landel-Ferry)の式*:logaτC1TTs)/ {C2+(TTs)},などが用いられている.ABC1C2 はそれぞれ定数である.E は流動の活性化エネルギー,V0 は占有体積,Vf は自由体積である.WLF式にある aτ は時間‐温度換算因子と呼ばれる値で緩和時間 τ の標準温度状態との比,すなわち τ(T)/τ(Ts)である.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

溶融粘度式の関連キーワード高分子化合物高分子カークウッド‐ライズマンの粘度式シュタウディンガーの粘度式ジーンズの粘度式ゼット平均分子量フローリー定数フローリーの熔融粘度式フローリー‐レーナーの式マーティンの粘度式

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone