溶離(読み)ヨウリ

化学辞典 第2版 「溶離」の解説

溶離
ヨウリ
elution, liquation

溶出ともいう.【】いくつかの化合物が含まれる溶液中から,それぞれの化合物を分離するため,クロマトグラフィーを用いる.これは化合物によってカラムを移動する速度が異なるためである.このとき,カラムから成分を移動相中に溶かし出す操作のこと.そのために用いる溶媒または溶液を溶離剤または溶離液という.【合金などを適当に熱し,固体液体または比重の大きい部分と小さい部分に分けること.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む