滅尽定（読み）めつじんじょう

精選版日本国語大辞典「滅尽定」の意味・読み・例文・類語

〘名詞〙 仏語。感覚、意識のはたらきをすっかり止めてしまう禅定(ぜんじょう)。
1. [初出の実例]「小乗入_二滅尽定_一、則形猶_二枯木_一、無_二運用之能_一」(出典：顕戒論（820）上)

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...