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遺教経 ゆいきょうぎょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遺教経
ゆいきょうぎょう

鳩摩羅什 (くまらじゅう) 訳。1巻。サンスクリット原典,チベット語訳は欠本で,漢訳のみ現存。釈尊が入滅に際して,弟子たちに最後の説法をなした情景を描く経典。中国,日本で広く普及した。特に禅宗では仏祖三経の一つとして重視する。

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デジタル大辞泉の解説

ゆいきょうぎょう〔ユイケウギヤウ〕【遺教経】

大乗経典。梵本やチベット訳は現存しない。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。1巻。釈迦が涅槃に入る前に最後の教えを垂れたことを内容とし、戒を守って五欲をつつしみ、定(じょう)を修して悟りの智慧を得ることを説く。中国・日本で普及し、特に禅門で重視される。仏垂般涅槃略説教誡経。仏遺教経。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆいきょうぎょう【遺教経 Wèi jiào jīng】

中国の漢訳仏典の一つ。クマーラジーバ(鳩摩羅什)訳。正しくは,《仏垂般涅槃略説教戒経》で,仏が入滅に際して,弟子たちに与える最後の言葉を集めたもの。内容は,持戒をすすめて,これがいっさいの徳行の根本とするのが特色。早くインドで世親の《遺教経論》がつくられたほか,宋代に真宗が御注を加え,禅宗では《四十二章経》《潙山警策》と合わせて仏祖三経として尊重した。日本では,枕経として読誦される。【柳田 聖山】

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大辞林 第三版の解説

ゆいきょうぎょう【遺教経】

仏教経典。一巻。鳩摩羅什くまらじゆう訳とされる。釈迦の最後の教えを内容とする経典。戒に基づく滅後の修行のあり方を説く。特に禅門で重視し、仏祖三経の一。仏垂般涅槃略説教誡経。仏遺教経。

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