滑り出す(読み)スベリダス

デジタル大辞泉 「滑り出す」の意味・読み・例文・類語

すべり‐だ・す【滑り出す】

[動サ五(四)]
すべり始める。すべるように動き始める。「列車ホームから―・す」
活動を始める。「新事業が―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 自分

精選版 日本国語大辞典 「滑り出す」の意味・読み・例文・類語

すべり‐だ・す【滑出】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙
  2. すべり始める。自然に抵抗なしに出る。
    1. [初出の実例]「『働いても、いいですが』答は何の苦もなく自分の口から滑(スベ)り出(ダ)して仕舞った」(出典坑夫(1908)〈夏目漱石〉)
  3. 物事が進行し始める。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android