デジタル大辞泉
「ホーム」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ホーム
- 〘 名詞 〙 ( [英語] home )
- ① 家庭。家。
- [初出の実例]「家(ホオム)の女王であるから内君といひ」(出典:二人女房(1891)〈尾崎紅葉〉中)
- ② 保護者のいない子どもや老人、生活困窮者、また、矯正を必要とする人などを収容する施設。
- [初出の実例]「傍らホームの創設に要する金円をも悉く寄納す可しといひ来りしかば」(出典:日本‐明治三九年(1906)一二月二四日)
- ③ 故郷。故国。本国。
- [初出の実例]「オーストラリアには英国(ホーム)の習慣がずいぶん持ち込まれている」(出典:黄色い鼠(1977)〈井上ひさし〉一)
- ④ =ホームベース
- [初出の実例]「ハヤ三塁を奪ってホームを狙ってゐた」(出典:日本‐明治三九年(1906)一〇月二九日)
- ⑤ =ホームグラウンド①・ホームゲーム
ホーム
- 〘 名詞 〙 [ 異表記 ] フォーム「プラットホーム」の略。
- [初出の実例]「一日の汽車に疲れしひもじさを蕎麦食ひにゆくホームは凍れり」(出典:ふゆくさ(1925)〈土屋文明〉軽井沢)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ホーム
Home, Henry, Lord Kames
[生]1696. ケームズ
[没]1782.12.27. エディンバラ
スコットランドの法律家,哲学者,農学者。1724年法曹界に入り,1763年には大司法官となる。1751年『道徳と自然宗教について』Essays on the Principles of Morality and Natural Religionを著し,異端と非難された。また『批評の諸要素』Elements of Criticism(1762)は,美学史上見逃せない著作である。ほかに,『思考術入門』An Introduction to the Art of Thinking(1761),『人類史素描』Sketches of the History of Man(1774)など。
ホーム
Home, John
[生]1722
[没]1808
イギリスの牧師,劇作家。生地スコットランドの民謡に取材した悲劇『ダグラス』 Douglas (1756) で,記録的な大当りを取った。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のホームの言及
【駅】より
…【村山 繁樹】
[駅の機能と設備]
駅の最も基本的な機能は,到着や出発など列車の定められた運行を確保することと,旅客の乗車,降車を安全に円滑に行うことである。駅における列車の運行形態には,到着や出発のほかに,通過,待避と追越し,分割と併合(分割は列車の行先が2方向になる場合や,列車の編成両数を減らす場合に列車を二分すること,併合は分割の逆)などがあり,これに応じて必要な線路とプラットフォームplatform(単にホームともいう)の形状(これを配線という)が決まる。ホームは旅客の乗車と降車のための設備で,その大きさは旅客の乗降数,列車の編成長などに左右される。…
※「ホーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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