最新 地学事典 「滑動作用」の解説
かつどうさよう
滑動作用
gliding
重力やその他の力によって地層や岩石が特定の面を境にすべる作用。グライディングとも。重力によって斜面上をすべり落ちる作用を重力滑動作用という。一般に,滑動作用と重力滑動作用を同義に使用し(L.U.de Sitter, 1956),特に重力以外の力による滑動作用と同義にスライディングを使う人もある。地層の滑動には,一定の地層から上位の一連の地層がすべる場合と,地層内部の特定の層が層理面に平行にすべる場合がある。この概念はアルプス地質学者によってつくられた(A.Heim,1921)。
執筆者:山内 靖喜
参照項目:重力構造論
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

