滑稽物(読み)こっけいもの

精選版 日本国語大辞典 「滑稽物」の意味・読み・例文・類語

こっけい‐もの【滑稽物】

  1. 〘 名詞 〙 小説演劇などで、滑稽みを主眼とするもの。
    1. [初出の実例]「式亭三馬などが滑稽物(コッケイモノ)の地の文をば時に雅文体にてものせしことあり」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む