滝ノ畑村(読み)たきのはたむら

日本歴史地名大系 「滝ノ畑村」の解説

滝ノ畑村
たきのはたむら

[現在地名]吉野町大字滝畑たきはた

志賀しが村北方の村。「滝畠村」(元和郷帳)とも書く。集落は郡境の竜在りゆうざい(七五二・五メートル)の南にあり、本居宣長の「菅笠日記」に「たむのみねより一里半といふに。滝の畑といふ山里あり。まことに滝川のほとり也。又山ひとつこえての谷陰にて。岡より上市へこゆる道とゆきあふ」と描写されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android