菅笠日記(読み)すががさのにつき

日本歴史地名大系 「菅笠日記」の解説

菅笠日記
すががさのにつき

二巻二冊

異記 すががさの日記・すが笠の日記・須我笠の日記 本居宣長著

成立 明和九年

分類 日記

原本 本居宣長記念館

解説 吉野花見の紀行文。明和九年三月五日伊勢を出て、同月中旬帰着するまでの記録大部分地理歴史に関する考証であって、紀行文としては格別おもしろいものではないが、大和学を志すものの必読の書。

活字本 「本居宣長全集」一八(昭和四八年)ほか

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android