普及版 字通 「滷」の読み・字形・画数・意味
滷
14画
[字訓] しおからい
[字形] 形声
声符は鹵(ろ)。鹵は塩を籠につめた形。滷とは鹹地(かんち)。塩分を含む地をいう。〔爾雅、釈言〕に「なり」、また〔玉〕に「鹹水なり」とあって、塩分を含んだ水をいう。
[訓義]
1. しおからい、しおからい水、にがり。
2. しおからい地、塩分をふくんだ地。
3. 塩で肉などを処理する、塩潰け。
4. 鹵(ろ)と通用する。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕滷 シハハユシ・シホミヅ
[熟語]
滷菜▶・滷子▶・滷汁▶・滷瀉▶・滷台▶・滷丁▶
[下接語]
鹹滷・瀉滷・雪滷
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報