漁獲枠(読み)ギョカクワク

デジタル大辞泉 「漁獲枠」の意味・読み・例文・類語

ぎょかく‐わく〔ギヨクワク‐〕【漁獲枠】

漁獲可能量」に同じ。「クロマグロ漁獲枠割当を削減する」→タック(TAC)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「漁獲枠」の解説

漁獲枠

乱獲などで産卵能力のある親魚が減りすぎないよう、水揚げできる上限を魚種ごとに定めた仕組み。日本はクロマグロやサンマスルメイカなど計8種に漁獲可能量(TAC)を定め、地域別などに配分している。多くの国にまたがる取り決めもあり、日本近海での深刻な不漁が続くサンマについては日本や中国台湾など8カ国・地域の国際会議で今年7月、初めて漁獲枠を導入することで合意した。(ポートランド共同)

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