ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産卵能力」の意味・わかりやすい解説 産卵能力さんらんのうりょくegg laying performance 鳥類が卵を生産する能力。普通,産卵能力は家禽が初めて卵を産んでから1年間の産卵数で示されるが,同時に孵化した鳥でも初産の日時は違うので,孵化の日から一定期間の産卵数,卵重,卵黄なども考慮する必要がある。産卵鶏舎に初めに入れた羽数で,その鶏舎で一定期間に生産された産卵総数を除した数値を産卵指数といい,産卵率と生存率とを考慮した産卵能力を表わしている。ニワトリのうちでも能力の高い単冠白色レグホン品種などでは,年間産卵数 200~300個に達し,年間 365個産卵の記録もまれでない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by