漆書(読み)しっしょ

精選版 日本国語大辞典 「漆書」の意味・読み・例文・類語

しっ‐しょ【漆書】

  1. 〘 名詞 〙 うるしで書くこと。また、うるしで書いた文字。うるしがき。
    1. [初出の実例]「横二尺竪一尺高尺余の筥に所名家名等を漆書し」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)四)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐九月一五日邇英講論語終篇詩〕

うるし‐がき【漆書】

  1. 〘 名詞 〙 漆で文字などを書くこと。また、その書いたもの。しっしょ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漆書」の読み・字形・画数・意味

【漆書】しつしよ

うるしで書いた書。〔後漢書、杜林伝〕林、(さき)に西州に於て漆書古書一卷を得、常に之れを寶愛す。困にふと雖も、握持して身を離さず。~是(ここ)に於て古に行はる。

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