潮満つ珠(読み)シオミツタマ

デジタル大辞泉 「潮満つ珠」の意味・読み・例文・類語

しおみつ‐たま〔しほみつ‐〕【潮満つ珠/潮×盈つ×瓊】

潮を満ちさせる霊力があるという玉。満珠まんじゅ。しほみちのたま。→潮干しおひたま

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精選版 日本国語大辞典 「潮満つ珠」の意味・読み・例文・類語

しおみつ‐たましほみつ‥【潮満瓊・潮満珠】

  1. 〘 名詞 〙 潮を満ちさせる呪力があるという玉。満珠(まんじゅ)。しおみつに。⇔潮涸瓊(しおひるたま)
    1. [初出の実例]「塩盈珠(しほみつたま)を出して溺らし、若し其れ愁ひ請(まを)さば、塩乾珠(しほふるたま)を出して活(い)かし」(出典古事記(712)上)

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