澄み(読み)すみ

精選版 日本国語大辞典 「澄み」の意味・読み・例文・類語

すみ【澄・清】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「すむ(澄)」の連用形の名詞化 )
  2. にごりを除いてきれいにすること。また、そのすませた液体
    1. [初出の実例]「酒につくろふこひすみ早稲(わせ)の米おば 酒をしぼろう柳がもとの清水で」(出典歌謡田植草紙(16C中‐後)晩哥壱番)
  3. ( 濁音に対して ) 清音
    1. [初出の実例]「只纔に文字のすみ、にごり、句語の上下、よみと声との違を論じて大切の事とす」(出典:俳諧・蕉門一夜口授(1773))
  4. 清酒。〔俳諧・俳諧小筌(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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