激盪(読み)ゲキトウ

デジタル大辞泉 「激盪」の意味・読み・例文・類語

げき‐とう〔‐タウ〕【激×盪】

[名](スル)はげしくゆれること。また、はげしく動かすこと。
「谿急に激折して、水之が為に鼓怒し、咆哮し、噴薄―して、奔馬の乱れ競うが如し」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「激盪」の意味・読み・例文・類語

げき‐とう‥タウ【激盪】

  1. 〘 名詞 〙 はげしくゆれること。また、はげしくゆさぶること。
    1. [初出の実例]「谿急に激折して、水之が為に皷怒し、咆哮し、噴薄激盪して、奔馬の乱れ競ふが如し」(出典:続々金色夜叉(1899‐1902)〈尾崎紅葉〉一)
    2. [その他の文献]〔水経注‐河水〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android