濁川街道(読み)にごりかわかいどう

日本歴史地名大系 「濁川街道」の解説

濁川街道
にごりかわかいどう

小坂川沿いに北上して津軽に抜ける街道。嘉永四年(一八五一)の古実留(諏訪文書)に「明和八年卯三月大湯朱引国境御沙汰ニ付口上書左ノ通」として「濁川通」とみえる。「管内外陸海鉄道里程概表」(秋田沿革史大成)に濁川街道とある。

毛馬内けまない(現鹿角市)から北上し、万谷まんや荒川あらかわ―小坂―濁川を経てさらに北上し、炭塚すみづか森東方の清水しみず峠(現坂梨さかなし峠)付近から弘前藩領(現青森県南津軽郡いかりせき村)に抜け、羽州街道に合する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む