濡草鞋(読み)ぬれわらじ

精選版 日本国語大辞典 「濡草鞋」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐わらじ‥わらぢ【濡草鞋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 濡れたわらじ。
  3. ( 「旅で濡れたわらじを脱ぐ」というところから ) はじめて来た所。また、旅先などで、わらじを解いて世話になった家。地方によっては、他国者で寄食する人もいう。転じて、はじめてその世界に入ったころ。
    1. [初出の実例]「古年の夜に雨降ければ 夜の雨にけさくる春やぬれ草鞋〈良徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む