濡草鞋(読み)ぬれわらじ

精選版 日本国語大辞典 「濡草鞋」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐わらじ‥わらぢ【濡草鞋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 濡れたわらじ。
  3. ( 「旅で濡れたわらじを脱ぐ」というところから ) はじめて来た所。また、旅先などで、わらじを解いて世話になった家。地方によっては、他国者で寄食する人もいう。転じて、はじめてその世界に入ったころ。
    1. [初出の実例]「古年の夜に雨降ければ 夜の雨にけさくる春やぬれ草鞋〈良徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む