日本歴史地名大系 「瀬上陣屋跡」の解説 瀬上陣屋跡せのうえじんやあと 福島県:福島市松川北岸地区宮代村瀬上陣屋跡[現在地名]福島市宮代備中足守藩の陣屋で、奥州道中瀬上宿の西側に位置した。寛政一二年(一八〇〇)の村替えにより、足守藩木下氏は信達二郡で瀬上村・宮代(みやしろ)村など二五村・惣高二万二千一八九石余を与えられ、瀬上宿荒(あら)町の西側に接する宮代村に陣屋を構えた。天保二年(一八三一)足守藩領は一一村・惣高一万一千一四四石余となったが、幕末まで陣屋は同一の場所に位置した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by