デジタル大辞泉
「瀬川帽子」の意味・読み・例文・類語
せがわ‐ぼうし〔せがは‐〕【瀬川帽子】
江戸時代に流行した婦人用の綿帽子の一。享保19年(1734)歌舞伎俳優の初世瀬川菊之丞が、屋敷女中の役でかぶったのが最初といわれる。
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せがわ‐ぼうし せがは‥【瀬川帽子】
[1] 〘名〙 江戸時代、婦人用の綿帽子の一つ。享保一九年(
一七三四)、歌舞伎役者初世瀬川菊之丞が屋敷女中の
衣装に用いてから流行したといわれる。
瀬川綿。〔役者全書(1774)〕
[2]
書名。二冊。琴通舎英賀著。天保三年(
一八三二)刊。歌舞伎役者五世瀬川菊之丞の
追善のため、当時の
風流人や門弟たちが寄せた
追悼の
詩歌や
詞章を集めたもの。五世までの舞台姿を香蝶楼歌川国貞、
挿絵を歌川国芳らが描く。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報