詞章(読み)ししょう

精選版 日本国語大辞典 「詞章」の意味・読み・例文・類語

し‐しょう ‥シャウ【詞章】

〘名〙
田氏家集(892頃)中・衙後晩望吟懐「外吏三余無暇日、且因衙退詞章
※授業編(1783)序説経義をさしをきて詞章(シシャウ)をもっぱらにせん事をおそるる故」 〔韓愈‐柳子厚墓誌銘〕
② 能、浄瑠璃など演劇的作品文章

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デジタル大辞泉 「詞章」の意味・読み・例文・類語

し‐しょう〔‐シヤウ〕【詞章】

文字によって表現された言葉詩歌や文章。
謡曲・浄瑠璃など音楽的要素のある演劇作品の文章。
[類語]文章ぶん書き物一文いちぶん散文文言もんごん編章詞藻文辞ぶんじ文藻文体文面章句書面

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普及版 字通 「詞章」の読み・字形・画数・意味

【詞章】ししよう(しやう)

詩文。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕閑に居りて自らし、紀覽を務め、詞を爲(つく)り、汎濫停、深にして涯(がいし)無きを爲す。

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