瀬木嘉一(読み)セギ ヨシカズ

20世紀日本人名事典 「瀬木嘉一」の解説

瀬木 嘉一
セギ ヨシカズ

大正・昭和期の放射線医学者



生年
明治24(1891)年7月25日

没年
昭和49(1974)年8月20日

出生地
三重県多度町

学歴〔年〕
愛知医学専門学校〔大正4年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正14年〕

経歴
東京順天堂病院で藤波剛一の指導を受け、大正8年東京帝大伝染病研究所で結核のレントゲン学的研究に従事。11年京都帝大医学部整形外科教室レントゲン室勤務。14年放射線技術者を結集、日本レントゲン協会を創設。昭和3年東京神田でレントゲン専門医開業、放射線診療を続けた。38年日本医学放射線学会名誉会員、44年同会から専門医として推挙された。著書に「レントゲン先生の生涯」「科学の使徒レントゲン」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬木嘉一」の解説

瀬木嘉一 せぎ-よしかず

1891-1974 大正-昭和時代の放射線医学者。
明治24年7月25日生まれ。東京順天堂医院の藤浪(ふじなみ)剛一に師事。東京帝大伝染病研究所,京都帝大医学部整形外科レントゲン室に勤務。昭和2年放射線技術者の団体日本レントゲン協会設立に参加。3年東京で開業した。昭和49年8月20日死去。83歳。三重県出身。愛知医専(現名大医学部)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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