灝気(読み)コウキ

デジタル大辞泉 「灝気」の意味・読み・例文・類語

こう‐き〔カウ‐〕【×灝気】

広々として澄み渡った大気
「八面皆碧色なる―にして」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「灝気」の意味・読み・例文・類語

こう‐きカウ‥【灝気】

  1. 〘 名詞 〙 ひろびろとして清らかな大気。天上のすがすがしい大気。転じて、いきいきとした奔放な雰囲気
    1. [初出の実例]「薄暮天辺雲翳収、乾坤灝気満空浮」(出典:済北集(1346頃か)二・中秋月)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐始得西山宴游記〕

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