火取草(読み)ひとりぐさ

精選版 日本国語大辞典 「火取草」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐ぐさ【火取草】

  1. 〘 名詞 〙 植物つつじ(躑躅)」の異名
    1. [初出の実例]「火取草 つつし 花咲けは秋かとそ思ふ火とり草見るに紅葉の色にまかへは」(出典:莫伝抄(室町前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android