火口薊(読み)ほくちあざみ

精選版 日本国語大辞典 「火口薊」の意味・読み・例文・類語

ほくち‐あざみ【火口薊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科多年草。愛知県以西の四国、九州の山地草原に生え、地下茎がある。高さ一〇~三〇センチメートル。下葉はやじり形、梢葉は披針形でともに縁は歯牙状、下面に綿毛がある。八~一〇月、頭状花は筒状の総苞で散房花序に咲く。葉の裏にある白毛を火口にみたててこの名がある。ささごぼう。うらじろ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android