火坑変成池(読み)かきょうへんじょうち

精選版 日本国語大辞典 「火坑変成池」の意味・読み・例文・類語

かきょう‐へんじょうち クヮキャウヘンジャウチ【火坑変成池】

連語観世音菩薩を念ずれば、地獄の熱い火の穴も変じて清涼な池となること。「法華経普門品」の偈文
平家(13C前)一「清水寺焼けたりける朝、やっ、観音火坑変成池はいかにと札を書て、大門の前に立てたりければ」 〔法華経‐普門品〕

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